19S/Sトレンド実用的に取り入れられるのはこれだ!

毎シーズン各所から発信されているトレンド。コレクションではパリ、ミラノ、ニューヨークでの各ブランドが発信するランウェイコレクションが有名ですね。

ではスーツに関する、というよりビジネスウェアに関するトレンドはこの春夏どうなっているのだろうか?

なにより、調べれば調べるほどたくさんの情報が出てきますので、実際に商品を売る側の人でさえもそのシーズンのトレンドの全ては把握しきれてない程です。

今回は19S/Sのビジネスアイテムににおけるトレンドの中でも特に今季注目されている分野を紹介したいと思います。


クラシックは継続

まず初めに押さえていていただきたいのは、ここ数年はクラシック回帰の傾向があるということ。

もういい加減聞き飽きたよ!という方も多いかもしれませんが、今年もこれは変わらずで依然として

クラシック=英国調なデザインやシルエットがトレンドです。

上の画像のようなグレンチェック柄やダブルブレストのスーツ等が代表的なデザインです。

プリーツスラックスから見る浸透率

私が個人的にここ数年のクラシック回帰がどれだけ世のビジネスマンに影響を与えているのかをチェックする目安としているのが、スラックスのデザインです。

雑誌などではプリーツ入りのスラックスを使用したコーディネートも数多く取り入れられていますが、数年経った今でもまだまだ浸透しきれてないような気がします。

実際に販売している感覚だと、若い方はもちろん、ビジネススタイルにおけるトレンドを1番主張し表現しやすい年代である30代40代の方もまだまだノータックスラックスを選ぶ方が多く、より浸透するにはまだまだ時間がかかりそうです。

BEAMSやUNITED ARROWS等、大手セレクトショップで普段買い物することが多い方など、感度の高いファッションセンスをお持ちの方は取り入れている方も多いのではないでしょうか。

そしてこのワンプリーツスラックス、流行はサイクルするものですがその名称だけ聞くと、ひと昔前に流行っていたワンプリーツスラックスが主流となっている頃のものがまた来ているのかと感じる方(主に現在40代以上の方)もいるかと思いますが、そのデザインとは少し異なります。

その大きな違いは、裾口幅です。

今までのワンプリーツスラックスと比べても今主流となっているものは裾口幅が細く、よりテーパードをきかせたシルエットになっています。

上の画像のようなスラックスが裾口幅だけ現在のノータックスラックスと同じ細さになったとイメージするとわかりやすいかもしれません。


ブレザーは各方面がプッシュ

ブレザー、いわゆるネイビージャケットがカジュアルだけではなくビジネスでも今季はかなり注目されています。

昨年くらいからアメリカントラディショナルが沸々と再燃してきており、各方面の雑誌などでも大きく取り上げられています。今期のマストアイテムになること間違いなしです。

アメリカントラディショナル。通称アメトラとは、その名の通りアメリカの伝統的な着こなしやデザインの総称です。日本では60年代に大流行したアイビールックが有名です。

雑誌やウェブでよくある流行り物の年表のようなものを見たりしたときに目にした事がある方もいるのではないでしょうか。

20代30代にオススメのデザイン

ブレザーと聞くと、ボタンがメタルボタンや、七宝ボタンになっているものを頭に浮かべるかと思います。

20代から30代くらいの方であれば、トラッドが好きでとことんこだわりたいという方以外は、一般的な水牛ボタンを使用したものを選ぶのが無難だと思います。

私の経験上、メタルボタン等を使用した伝統的なデザインのブレザーは主に40代以上の方が好んで着る傾向があり、特に20代前半の方だと顔立ちによっては学生服感が出て来やすいような気がします。

ジャケットのポケットはスーツと同じフラップ付きの玉縁ポケットや、パッチポケットが一般的ですが、ここは好みで選んでいい部分です。

ちなみにパッチポケットは元々はブレザーなどの単品で使用するジャケット用に作られたのがルーツになっています。

40代以上の方におすすめのデザイン

ぜひ、トレンドであるメタルボタンや七宝ボタンを使用した伝統的な趣のあるブレザーにチャレンジしていただきたいところです。

正統派のアメリカントラディショナルブランドであればブルックスブラザーズやJプレス等が有名ですね。

トレンド要素を事余すことなく取り入れるのであれば、画像のようなダブルブレストのサイドベンツになっているものも選択肢に入れると良いと思います。

クラシカルな要素や現代的なシルエットを組み込んだブレザーを展開している主な有名ブランドですとラルディーニやタリアトーレ等が挙げられます。

第三の定番カラーのブラウン

そして今年も注目されるスーツのカラーはブラウンです。

本来ブラウンが持つ色の視覚効果としては、アースカラーのナチュラルで親しみやすい印象です。

しかし、スーツの定番カラーはネイビー、グレーと言われている中でいかにも茶色ですとわかるような色はビジネスシーンに使用するスーツに取り入れるのは中々難しいと思います。

今季打ち出されているカラーは画像のような、一見グレーにも見える

グレージュ、スミブラウン等が挙げられており、ビジネスシーンにおいても着用しやすい色柄となってます。

どうしてもブラウンはおじさんが着ている、老けて見えるイメージが定着しています。

そういったイメージを払拭するのにオススメなのはネイビーやブルー系のタイで合わせると、清潔感がありながらも洗練されたコーディネートになります。

シャツをサックスブルーなどにしてあげるとなお良しです。

ブラウン×ネイビーは反対色の組み合わせであり非常に相性が良く、アズーロエマローネとも呼ばれる定番の組み合わせになりますので、ぜひチャレンジしてみてください。


ビジネススーツという枠の中ではあまり頻繁に選ばれるカラーではないブラウンですが、既製服を展開する各ブランドからもトレンドを意識した色柄のブラウンカラースーツが例年よりも展開を増やしています。

定番カラーのネイビー、グレーに飽きが来ている方は、第3のメンズ定番カラーになりつつあるとも言われているブラウンに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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